1月3日 徐々に追い込まれて行く話
1月4日 辞表提出直前までの話
の続きです。
どれほどの方に読んで頂いているかは分かりませんが、本日で最後です。
また、今日1月5日より居間居酒屋ハマヤマが営業開始致しますので、お待ちしております。
干し葡萄の賞味期限が切れたあとの経緯に関しては、虎ご本人が当時の連載に書いてくれておりますので、こちらをご参照ください。
伏せ字になっている部分はけっこう大きな数字です。
追記するなれば、辞表は虎がいないフロア(同じビルの中に二つフロアを借りていた)で書きました。
辞表を入れる封筒は西友の文房具売り場で購入。
ほぼコピー&ペースト
そして上記の記事に出てくる「引き止めてくれた上司」に渡し、私物をメッセンジャーバッグに詰めてエレベーターで1階へ。
辞表を書いたりしていたフロアは虎がいたフロアより上階にあり、かつ虎はエレベーターが開いたら目の前に座っているという驚異的な席の配置だったため、「もし下りてく途中に虎の階で扉が開いたらどうしよう…」という最後のプレッシャーが僕を苛みました。
無事1階へ到着し、最初に気付いたのは
「あ、中野(自宅があった)まで帰る電車賃ない。」
ということでした。
給料から研修費用を天引きされていたうえ、移動に使う交通費は自腹、そして見せかけの販売実績をつくるための商品買い取りなどで、当時の僕はアコムで借金をするレベルの貧乏だったのです。
「まあいいか、歩いて帰ろう。」
そう思って国立(勤務地)から歩き始めました。
「やべーなんもねーなー。」
「すげー損させちゃったなー。いつか謝んなきゃなー」
など、色々な事を考えながら中央線沿いに東へと歩き続けました。
ものすごく天気がいい日だった
国立と西国分寺の間あたりで先輩から電話がかかってきて、「すいません、逃げます」という話をし。
武蔵境あたりで軽く走り。
荻窪と高円寺の間で道に迷い、公園で水を飲み、
「あー、おれいま自由だなー」
などと考えて大きく伸びをし。
中野の手前で大学時代に働いていた居酒屋の社長に電話をかけ、
「会社辞めたんですけど、居酒屋で修行したいんで雇ってくれませんか?」
「ひとまずバイトでいいです。休みもいらないです。」
という話をし、翌々日から 働く約束を取り付け、家に帰り。
その日はゆっくりと寝て、翌日は家財道具を売るために中野をさまよい、翌々日にアルバイトとして勤務開始。
このようにして私は会社を辞めました。
その後居酒屋で修行を積んでハマヤマを開店するまでの期間にもいろいろとありましたが、たいして面白くないので割愛します。
いまこうして思い返して思うのは、「ああおれすげー期待されてたんだなー」という一点です。
完全にブラック企業でしたが、得難いものを得る事ができました。
その恩に報いるためにも、虎がトラウマと共に植え付けてくれた商売の教えを使い、居間居酒屋ハマヤマという場所を通してより多くのお客さんを喜ばしていきたいと思います。
では、本年も宜しくお願い致します。
まずは本日、新年最初の営業ですのでお待ちしております!!
国立と西国分寺の間あたりで先輩から電話がかかってきて、「すいません、逃げます」という話をし。
武蔵境あたりで軽く走り。
荻窪と高円寺の間で道に迷い、公園で水を飲み、
「あー、おれいま自由だなー」
などと考えて大きく伸びをし。
中野の手前で大学時代に働いていた居酒屋の社長に電話をかけ、
「会社辞めたんですけど、居酒屋で修行したいんで雇ってくれませんか?」
「ひとまずバイトでいいです。休みもいらないです。」
という話をし、翌々日から 働く約束を取り付け、家に帰り。
その日はゆっくりと寝て、翌日は家財道具を売るために中野をさまよい、翌々日にアルバイトとして勤務開始。
このようにして私は会社を辞めました。
その後居酒屋で修行を積んでハマヤマを開店するまでの期間にもいろいろとありましたが、たいして面白くないので割愛します。
いまこうして思い返して思うのは、「ああおれすげー期待されてたんだなー」という一点です。
完全にブラック企業でしたが、得難いものを得る事ができました。
その恩に報いるためにも、虎がトラウマと共に植え付けてくれた商売の教えを使い、居間居酒屋ハマヤマという場所を通してより多くのお客さんを喜ばしていきたいと思います。
では、本年も宜しくお願い致します。
まずは本日、新年最初の営業ですのでお待ちしております!!
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