料理長のパワーハラスメントによって伐採された第二回。
様々な障害に阻まれながらも愛を育む長ネギとチャンことタカヒロ。
しかし、そんな一人と一種の間に更なる生涯が立ちはだかる……。
佐伯再生農場
第三回
大手ゼネコンvs村の若者
第三回
大手ゼネコンvs村の若者
「ずいぶん立派に育ったけど、育ちすぎて頭が折れて来ちゃったな……」
「そろそろ鉢を大きなやつにしないとダメかな……」
ネギ坊主が出来るまで育ちに育ったネギが一本、一度パワハラによって伐採されたものの再び伸び始めたネギが一本、堅調に育つネギが一本。
チャンことタカヒロは農場の管理に今日も大忙し。
「なんかコレ枯れて来てない?」
「枯れてきてんなー。」
「折れちゃってんじゃん。」
村の森が大手ゼネコンに伐採されていく様子を眺める若者
村の森を伐採する大手ゼネコン
そのときチャンことタカヒロの脳裏には、森で幼なじみと遊んだ思い出や、餌をあげていたリスの愛らしい表情、歌う小鳥の鮮やかな姿、手を浸した清流の冷たさ、などのようなものが思い浮かんでいたという……。
憎むべき敵は誰なのか。
森を破壊した大手ゼネコンか。
森の破壊を止められなかった自分の弱さか。
チャンことタカヒロの苦悩は続く……。
ではまた次回!!
ところで明日ホワイトデーはカップルでご来店いただけると何がしか一品サービスになる日ですお待ちしてます!!
※折れたネギはまかないでいただきました
0件のコメント