「各地の生産者と消費者の間をつなぐスタイル」で問題となるのは、後々わかったことも併せて2点。
①価格が安めの国産和牛並みになってしまう
②産地ごとに処理の仕方が異なるため、品質がまちまち
とりわけ①の問題が非常に大きい。
どうせやるならジビエというおもしろ食品をいろんな人に食べてもらえる価格になるよう卸したい。
基準としては、そのおもしろ食品感によって多少利益が圧迫されたとしても、ハマヤマで提供できる価格帯。
ていうか100g8,000円のイノシシ肉ってどの層に需要があるのか。
安い価格帯の飲食店ではまず使えない。
高い価格帯の飲食店でも利益を考えたらちょっと微妙、というか高級店なら産地と直接取引するだろう。
最終消費者に直接売るならわからないではないものの、その値段のジビエとその値段の牛肉があったらだいたいの人は牛肉を買うのではないか。
熱い自己否定
一方、『生産者が直販するスタイル』だと、
①買う側として情報探しがめんどくさい
②生産量が安定しない
③産地ごとに処理の仕方が異なるため、品質がまちまち
の3点が問題となる。
最終消費者がたまの面白で料理してみるだけの場合はこちらのスタイルで問題ないがしかし。
飲食店や小売店が扱おうと思った場合、
「ようやく見つけた安めのジビエの店に連絡してみたら売り切れだった」
「もう一回注文しようと思ったら季節的に今は無いと言われた」
ということが簡単に起こりうる。
飲食店や小売店の再注文を稼ごうとする中で、それらの問題は致命傷になりかねない。
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