「あ、死体袋。人間用の死体袋に詰めちゃえばいいや」
と死体袋を検索し、中野にある死体袋の輸入商社へ現物を確認しに行ったことを先ほど思い出しました。
その節はお世話になりました。
また別な、北海道にある死体袋の会社に問い合わせた翌日、その地方の警察から「死体袋を何に使われるおつもりですか?」という電話がかかってきました。
イスラム過激派と間違われて通報されたらしい。
死体袋と私そして北海道警察の思い出はさておき、「20kg以内に収めてしっかり梱包していただければ、通常のクール便で運べる」というチーム赤褌の言葉を受け、考案されたものが!!
下の図!!
特許とりたかったジビエ簡易解体小屋
イノシシ・鹿を吊るし上げて内臓を抜いて消毒槽にドブ漬けし、引き上げて20kgサイズにまで解体するための小屋!!
16万円で設置でき、ランニングコストは水道代のみ!!
取れた肉の代金を猟師もしくは解体者に弊社から支払って人件費もカバーしてもらえる、という優れもの!!
しかしこの小屋は!!
食品衛生法っていうか食肉処理業の許可が下りない!!
考案中から「これは肉そのものに刃を入れるから、たぶん食肉処理業の許可とらないと商品作っても闇肉扱いになっちゃうな」と思っており、確認のため杉並の保健所に電話。
「うちではちょっと判断できかねますね。」
「いや、一般的にどうか、という意見だけでももらいたいのですが」
「無理です」
というやりとりにイラッとしつつも、各所の保健所に電話をかけまくり、神奈川某所の保健所でアドバイスをいただいた結果、
「まず、毛がついたままでは、どれほど強力な消毒液につけても毛についた雑菌に不安が残ります。」
「また、こちらのシートで囲った中である程度のサイズまで解体される、とのことですが、食肉処理業の規定として、食肉加工場にはコンクリートないしそれに準ずる素材の床、壁、天井が必要です。」
というぐうの音も出ないご意見をいただき撃沈。
そして時代は「そんなら毛皮が剥げて食肉処理業の基準もクリアした設備を格安で作ればよかろう」に移行していくのであったー。
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