「生産者の顔が見える食用昆虫」
来たるべき食糧危機に備えて今のうちに食べてなれておこう、虫。
食糧を求めて人がさまよい犬は叫び猫はこたつで丸くなるその時代、巨大昆虫養殖工場を構えて日本の食糧を一手に握るのはこのわたし。
ただ現状で言えば、いろんなツマミに紛れて虫がテーブルにある状況がなんかちょっとシュールでいいと思う。
ということで、当面の目標はハマヤマでのご提供です。
いずれは地味に続けているジビエ事業の方に乗っける所存。
そういう企画です。
自宅で虫を食べるおじさん
そんなわけで早速ですが、まずはどの虫を育てるか決めるぞ、というところからです。
ぼんやりと昆虫食とは言っても、世界中を見渡すとかなりの数の虫が食べられているのです。
昨年行ったタイでも
タガメ
なんかの幼虫
カエル
なんかのサナギ
細長いなんかのサナギ
確か黒いコオロギ
あまり黒くないコオロギ
セミ
バッタ
と、各種の品揃え。
これらに加えてサソリもいただきましたが、味はみんな結構美味しい。
だいたいみんな揚げてあるので、サクサクした食感もツマミとしてはアリなかんじ。
詰め合わせにしてくれた
ただこの企画を進めるにあたっての私の持論その1は
「足と羽は無理」
なぜなら歯に挟まるからです。
ある程度以上歳経た長野県出身者ならだいたいイナゴの足が歯に挟まった記憶がある。たぶん。
くわえて言うなら、ビジュアル的に足と羽が特にきつい。
「アレを食べたら羽のパリッとした食感や足のパキッとした食感が口の中に広がるんだろうな」というイメージがビジュアルから伝わってくるため、最初から足と羽のある虫をブチ込んでいくのはかなり厳しいものがある。
そんなわけで各種昆虫の成虫はラインナップから除外され、上の画像の幼虫やサナギのようなものが選に残ります。
上から2番目の「なんかの幼虫」は食感も味もかなり良かったのでそういう芋虫系が望ましいは望ましい。
海外でも虫を食べるおじさん
がしかし、芋虫系の難点は「成長すると飛びがち」。
養殖技術に満ちて来た段階でならともかく、虫を育てるにあたって成虫になったらいきなり自由自在に飛び始める奴はちょっとハードルが高い。
そう行った事情や各種書籍を読んだうえで、養虫チャレンジ最初の対象に選ばれたのはこちら!!
クッソきもい
ジャイアントミルワームです。
爬虫類や熱帯魚を飼っている方向けにamazonで普通に買えるこの虫をまずは育てたい。
ポイントは2点、「天ぷらやフリッターにしてしまえばサイゼリヤの小エビのフリッターみたいな雰囲気になりそう」そして「成虫になっても飛ばない」。
ただ問題は味の部分。
いくら育てやすいと言ってもせっかくやるからにはごく僅かなりリピーターが着くものを育てたいし、食材であるからには美味しくあるべき。
なので次回、その確認のためにこの虫をいただきます。
乞う!!
ご期待!!
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