お客さんの
「うわ虫気持ち悪!!ちょっと食べてみるわうわ気持ち悪アッハッハッハキモッアハハハハ」
という感想を引き出し、加えて
「……ああ、味はまあ割と普通…?食べれなくなないかな…?いや気持ち悪いわアハハハハハ」
を通り越し、
「今日もまた虫いっちゃうよ、意外とクセになるよアレ、キモいけどアハハ…」
へ至り、最終的には
「虫!!!なああの虫早く出してくれよ虫だよ!!アレが無いともう駄目なんだよ早くしてくれアハッアハッハアッハ」
という感じになっていくはずのブログです。
これまでの流れはこちらから。
さておき
先週の水曜、発注しておいた虫300匹とそのほか資材が到着しました。
第一世代たるこの親虫たち、そしてその後生まれくる第二世代第三世代をもって
・最効率な育成方法・育成環境探る実験
・食品としてのクオリティを上げる実験
を行っていくのですがしかし。
そのためにはまず虫を飼育することに慣れなければならない、ということで、本日のアクテビティは「到着した虫に快適な環境を作る」です。
空気穴のあいたダンボールに入ってくる
参考として、今回の宅急便は「稀少植物G300」でした。
試食の時に買ったヤツは「家族のおやつ」になっていた。
熱帯魚のエサ業者の配慮がひかる一品。
amazonで買える
その箱をあけてみると!!
中はこんな感じで入っていて!!
よく見ると動いてる!!!!
二の腕の力が抜けるほど気持ち悪い!!!
蠢く
とはいえネットに入ったままではどうしようもないので、それをザルにあける動いてる!!
動いてる!!!!
悪寒止まらない
圧倒的な気持ち悪さはさておき。
今回育てようとしているジャイアントミルワームはもともと倒木に穴を掘って成長・繁殖する虫なので、業者からは木屑と一緒に詰められて送られてきます。
その虫の居場所となる素材のことを床材と呼ぶ。
が、前回試食した感じからすると、木屑を床材にして育てるとなんか香りが木屑っぽい香りになってしまうっぽい。
さらに言えば近所に製材所がないと入手がそれほど簡単ではないので、弊社養虫事業の床材はまずこちらでチャレンジするものとします。
パン粉
ペットのエサ用にこの虫を育てている方の間では、小麦を製粉する際にでる小麦のカラこと「ふすま」が床材として主流なようなのでそれも一応発注しておいたものの、ふすまは全粒粉のパンを作る際などに小麦粉に混ぜて使う用途で販売されているためさほどメジャーなモノでもなく、業務用で数十キロまとめて注文すればさておきご家庭用に小売されているものはかなり高い。
一方パン粉はその辺のドラッグストアでふすまの1/5くらいの値段で買えるうえ、成分的にもそんな変わんないはず。
ふすまとパン粉のどちらがより床材に適しているかの実験は後日するとして、できれば今後もパン粉で育てたい。
うまくいけばパン粉の香り香る香ばしい虫になると思う。
パン粉をケースにあけた
そんなわけで、届いた虫をパン粉に移動します。
パン粉に移すにあたって木屑が混じってしまうと純粋にパン粉で育てた結果が出ないので、まずは木屑と虫を完全に分離。
上の方の画像でザルにあけていますが、それを延々とふるって木屑をゴミ袋に落とします。
地道
虫が木屑から分離され、全身がきちんと見えるようになると気持ち悪さがやや薄らぐ。
木屑まみれな状態の圧倒的気持ち悪さはその「埋もれている感じ」が、「こいつらがなんか皮膚の上とかに一斉に張り付いたりしたらアレがああなって腕の肉がアレで…」といったテイストのイメージがフィジカルな危険を想起させるからなのではないか。
さらにこの作業を続けるうちに慣れが生じて「あれ?なんか別にそこまで気持ち悪くないな」という精神状態になってきたところで
手でいく
ガッと掴んではパン粉へ投げ込みガッと掴んではパン粉へ投げ込み
ウワァァァァァァァァァ
投げ込まれた虫は一斉にパン粉の中へ潜っていき
ウワァァァァァァァァァ
可能な限り底まで潜り込む。
せっかく薄らいだ気持ち悪さもこの潜っていく様子で瞬時に復活。
この潜り方などがやはり我が身の皮膚などへのフィジカルな危険をイメージさせて本当に気持ち悪い。
ということで、気持ち悪さも復活したところで本日はここまでとする!!
次回は!!
あっという間にパン粉に馴染む虫!!
与えられる餌そして餌!!
生まれる「単体で見るとそんなに気持ち悪くないかな?」という気持ち!!
をそんなにグロくない画像をそれなりな量でご提供!!
乞うご期待!!!!
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