昨日の続きですが、5/7(木)の営業再開まで何をすべきか!!

というブログです。


今、全世界大体の飲食店は

「売上が無ければ当然のこと利益もない、しかしやはり当然のこと家賃や従業員の人件費でバカスカお金は飛んでいくので放っておいたら大赤字必至や!!
どないするんや!!!!」

という激烈シビアな状況に直面しているのです。

「ギリギリ赤字は避けたい」という段階は既に下方向へ突き抜け、今はもう「できるだけ赤字を縮小したい」という段階にあるなかで、各店こぞってテイクアウトやデリバリーを始めている、という状況ではなかろうか。


じゃあウチことハマヤマもテイクアウトをやればいいかしら、とも思いましたが、あんまりテイクアウトをしたくない、何故ならば!!

1)お客さんからして「特にハマヤマで食べたいもの」は多分生魚なので、お客さんが食べるまでの鮮度を考えるとテイクアウトに向かない。
2)生魚で強行したとして、消費期限が早いので、他の食品に比べてロスになるリスクが大きく、やるほど赤字になる可能性が高い。
3)それ以外のメニューをあえてハマヤマで買って帰る必要がない、買ってくれる人もいるでしょうがその動機は「楽しみ」ではなく「応援」。

とりわけ3)について詳しく説明すれば、

「よそでも買えるもの」はハマヤマにおいては「作ってすぐ食べての美味しさ」に重きをおき、その条件で他所様のものよりも美味しい、で勝負しているので、「作ってしばらく置いて温め直して食べる」の条件で勝負した場合、負けないかもしれないけどあまり勝てる気もしない。

それをあえてこの店まで来てもらって買ってもらうのは忍びない。
駅前のテイクアウト鶏の唐揚げ専門店はたぶん温め直しも視野に入れて研究しているため、おそらく温め直しても美味しい。

また、

「商売とはお客さんを楽しませ、喜ばせて対価をいただことく」

という大原則から見て、「応援の気持ちで買いに来てもらう」のは商売人の矜持に反しちゃいないか、ということなのです。
お金をいただく以上は私がお客さんを楽しませるべきであり、お金を頂いてさらに応援までしてもらう、では貰いすぎ。
この店においては「楽しかったよ、ありがと!!」に類するお金だけを貰いたい。

一時休業前、常連さんが心配して様子を見に来てくれていた時期にも思っていましたが、そうじゃないお金は受け取った時にものすごく申し訳ない気持ちになるのです。

それらゆえにあまりテイクアウトはしたくない。
居酒屋営業の休業が2ヶ月以上続いた場合、

・モツ煮や牛すじなど、他になく温め直しても美味しいもの
・テイクアウトに特化して新たに作ったメニュー

の販売はあり得ますが、今の所はなし。


が、テイクアウト、デリバリーをしないとなるとどうやって金を稼ぐのか!!
このままでは今月の給料が払えない!!
来月になるとなおさら…!!なおさら……!!

という訳でもないのです。

それゆえにこの期間、「赤字を縮めるため、売上を少しでも稼ぐ」ではなく、「世の中的に煮詰まってる状況で、何をしたら誰かのためになれるのか」を考えなければならない、と僕は思う。

なぜならば

ハマヤマは規模的に私ことオーナー高井の個人事業かと思いきや、きちんと株式会社なので、中小企業としての売上5割減に伴う持続化給付金が5月の半ばにたぶん200万円。

さらに4/5から5/6までのほぼ丸一ヶ月、店長と長老植田が給料8割で自宅待機につき2割分×2人の経費が浮く。

そこへ雇用調整助成金が1日上限¥8,330×自宅待機日数×2人分プラス。

加えて、マイエンジェルこと大家さんへ家賃の滞納をお願いに行ったら「それはもちろん」と快諾、加えてその後ラインで「え、神?」という救済がもたらされ、地代家賃大幅減。

さらに念のため、それらの救済が全て無く、8月末まで休業が続いたとしてもどうにか生き延びられる額の無担保無利子(3年)融資を既に申請済み。

やることはやってるけど風呂に入ってない(歯も磨いてない)

それらの条件が整ったうえで、今ハマヤマとして何ができるだろう、を検討中です。

店に来て楽しんでる人やまったりしている人を見るのが好きなので、できることならごく小規模で、昼だけであっても何か飲食店として活動がしたい。

代表取締役は雇用調整助成金が入らないので私は働いた方がよい、しかも私1人ならがっつり喫煙可にできるので、有料喫煙所兼ちょっとした軽食喫茶として活動してみたい。

昼間にちょっと散歩がてらハマヤマまでコーヒー飲みに行ってみよう、で気晴らしになる方もそこそこいらっしゃる気がしますし。

ただ今このタイミングで「新たに人が集まれる場所を増やす」のは愚策ゆえ、有料喫煙所営業の細部を考えつつ、しばらくは何もしないのが正しい感ある。


そんな感じになっております。

現在の外出自粛に効果が出て、一気に新規感染者数が減るようなら5/7を待たずに営業再開、がベスト。

それが叶わなくとも、新規感染者数がある程度減少の波に乗ったところでまずは有料喫煙所兼軽食喫茶営業開始、がベター。

有料喫煙所兼軽食喫茶はアルコールの提供もしますので、開始の際にはぜひご利用ください。

いずれにせよ減れ、新規感染者!!

まずはそこから、そのために今が耐えどき。

まあしょうがない、なんとかなるでしょの精神で極力気楽に乗り切って行きましょう。

またヒマつぶしになるようなブログも作成しますので、そちらも合わせてよろしくお願い致します。



カテゴリー: ひまつブログ

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