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6月はイワシの旬だから、ということです。
本日入荷しているものにおいても、サイズはさほどではないにせよ確かに包丁がぬるぬるになるほどしっかりと脂が乗っています。
がしかし、だからと言って秋冬シーズンのイワシに脂が乗っていないかと言えばそういうわけでもなく、学術的にどうかはさておき捌いている感覚的には産地ごとに旬の時期がずれている気がする。
今日のイワシの産地銚子あたりでは6月に旬を迎える一方、真冬などは北海道あたりからやたらデカいイワシが入荷し、初春か秋かのどちらかは石川あたりのイワシが非常に良いので、それはおそらくイワシやアジなど生息域がめちゃくちゃ広いタイプの魚類は産地によって旬が違う、ということ。
「入梅イワシ」という言葉は「イワシは梅雨に入る時期がうまい」という昔の人の知恵から生まれた言葉かと思いますが、上記の流れから考えるに多分これは東京というか江戸一円特有の言葉であり、石川や北海道から食べられる状態のイワシが入荷することなどなかった昔の人が千葉あたりのイワシだけを食べて「やっぱりイワシは6月が最高だね」などと言っていたものがそのまま今に生き続けているのではないだろうか。
上述のくだりをギュッと凝縮すると「千葉あたりのイワシは6月がうまい」「産地を問わなければイワシは大体年中旬でうまい」の2点に凝縮され、であるならばこの時代もはや「入梅イワシだから特にうまいということはない」ということになりますが、「6月に銚子で取れるイワシは他の産地で旬の時期と同列にうまい」という点に間違いはなく、かつ「入梅イワシ」という別名が付いている情報分で他の産地で旬のイワシより若干ランクが高い気もしますのでご来店の際にはぜひ。
よろしくお願いいたします。
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開店 17:30
閉店 24:00
(ラストオーダー 23:00)
定休日 木曜
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本日の日替りメニュー

【季節のジェラート】
・もも 200(220)
※その他定番メニューも多数ございます

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