どの程度うす汚いかと言えば古い民家の内装に使われている、もたれかかると何かキラキラした砂つぶが服に付着してくるあの謎の壁の色合いくらいうす汚い。

長野のやや辺境に位置する私の祖母の家は築が江戸終わって間もないくらいの歴史を誇るため、足の弱った祖母のために薪の風呂をガス焚きの風呂に変えた今もってなお壁があの壁のままであり、正月に訪れるたびにうっかりもたれかかって嫌な思いしがち。

さておき、今日のおすすめはそんな【北海道産 松皮ガレイ】。

これはヒラメ

わりと泥の中に住みがちで泥の中に住まうゴカイなどを食べて育ちがちなカレイ類の中にあって、マコガレイと並んで珍しく砂地で甲殻類を食べて育つカレイなため、磯臭さがなくどなたにも美味しくお召し上がりいただけるカレイとなっております。

うす汚いとは言ったもののそれは上の写真のような天然のヒラメと比べてのものであり、むしろ誰からも見えない腹面をあのように真っ白に美しく仕上げているヒラメの方が魚類的には異端なのではないか。

いずれにせよお客さんの目の前に届くまでには皮を剥がれ身を削がれてカレイともヒラメとも見分けのつかない美しい白身の刺身になっておりますので、ご来店の際には腹面のビジュアルは気にせずぜひ。

よろしくお願いいたします。




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開店 17:30
閉店 24:00
(ラストオーダー 23:00)
定休日 木曜
(2024年1月より、月・木は貸切専用営業日)
ご予約はこちら!!
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本日の日替りメニュー


【季節のジェラート】

・北海道カボチャ 300(330)


【売切御免の限定地酒】

・麒麟山 新潟 500(550)
・黒松剣菱 兵庫 500(550)


※その他定番メニューも多数ございます




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