【11/21 menu blog】 もしも魔法が出せたなら 【火曜日は生中300円】 【来年から月木は貸切専用営業日】

表題は私が本日の出勤途中に考えていた事柄になりますが、皆様におかれましてはもしも魔法が出せたならどのような魔法が望ましいとお思いでしょうか。

私におきまして今より格段に若い時分にあっては圧倒的にルーラなど瞬間移動系の魔法や何かちょっとした機会に町の一つや二つ軽く殲滅できる程度の攻撃呪文を求めたものですが、先週水曜から始まった圧倒的体調不良を未だ引きずる現状、ただただ今もって残るこのちょっとした頭痛を抑えるホイミ程度の軽い回復魔法が欲しい。

往々にして回復呪文にはその先の段階があり、それに伴って回復できる体力の幅が増えていくものですが、拳サイズの石を強めに投げつけられたらよほど当たりどころが良くない限りだいたい死ぬ総ヒットポイント量的に、風邪から四肢欠損くらいまでは一番最初に覚える回復呪文でカバーできるはず。

瞬間移動も爆発魔法もかかる時間をさておけば結果だけは現実世界の努力と工夫でどうにかなりそうながら、毒や病気によるダメージから外傷まであらゆる「体力が削れた」状態を一発で解決できる回復魔法はSTAP細胞とナノテクが飛躍的に進化しない限り全然無理そう、そして瞬間移動や爆発魔法はそもそも健康な体があってこそ意味がある感。


そのようなことを考えながらロキソニンを飲み、「まあ頭痛さえ治れば普通だな」として着々と床の掃除をしたりテーブルを拭いたりしていたのですが、多くの社会人が遅かれ早かれ習得するこの「やる気スイッチを取り外す魔法」ってせめて高校生くらいから若者に教え始めた方がいいのではないか。

業界と職種的にそれくらいから大学卒業くらいまでの若者と接する機会が多分他の社会人の方より圧倒的に多いと自負していますが、若者への教育って「やる気を出させる」に重きを置きすぎではないか。

受験期くらいからその後老いて死ぬまでの期間で「やる気」が必要な機会などは一部アスリートを除いてはほぼなく、むしろ「やらなければならない」→（やる気を出すためにメンタルを整える）→「やる」の流れの中で（）に挟まれた部分をほぼゼロにしたシームレスで淡々とした日々の積み重ねが大事。

（やる気を出すためにメンタルを整える）の部分で「あーアレやんなきゃなー」「でもまあ明日でもなんとかなるかな…？」「いや今日やっといた方がいいよなー…」「でもめんどくせえなー…」とか色々考えて「いったんログボでも取っとくか」としてたいして面白くもないゲームのアプリを開いたり閉じたりしているうちにいたずらに時間が過ぎ、結局「あーもうこんな時間だから寝て明日やろう」として先送りになる無駄が大きすぎる。

そして「学校めんどくさい」や「勉強めんどくさい」と言うバイトキッズに対してその「ただ『やるか』だけでやれよ、間の無駄がデカすぎるんだよ」という話をしても基本的に「（ぇえ…？）という顔をされるあの感じ、これは教育の敗北、というか教育の方向性がそもそも間違っているのではないか。


またここから飲食店ブログへのブリッジが見つからないのでここまでの流れはさておくとし、本日のおすすめは【勝浦産　金目鯛】!!

わかりやすく圧倒的に強い旨味そして甘味ゆえに定番魚類としては強過ぎる、がしかしたまに食べる分にはシマアジやマグロの大トロと並んでこれほどうまい魚はあまりない、ということで、ご来店の際にはぜひ。

よろしくお願いいたします!!