居酒屋を経営する傍ら、集合体になるとそこそこに生理的な嫌悪感が得られるタイプの昆虫を自宅で育成、ポストアポカリプスの世界において代替タンパク質の覇権を狙う当社というか私において、昨日ネットを見ていたところ5chのスレが以下の画像を中心にまとめられておりました。

先行者利益獲得ならず

こちらのネットショップを運営していた会社は昨年の4月くらいに「高校でコオロギ給食が提供された」としてSNSや匿名掲示板で爆発大炎上、その後しばらく燃え続けてついには「バッター粉って書いてある!!この食べ物バッタが入ってる!!」などと言い始める炎の魔人まで登場するに至ったあの件で、その高校にコオロギの粉を提供した会社となります。

その会社そのものが倒産した、という話ではなく、そこ運営のネットショップが閉店した、という話なのですが、実際のところはさておき提示された閉店理由は「原材料費の高騰と飼育不振による商品の安定供給停止」とのこと。

あの時期各地で立ち上がったスタートアップ系昆虫食企業は揃って「昆虫食は同じ量を育てるにあたって必要になるエサの量が畜産物より少ないから、今後食糧不足に陥る世界のために画期的な食材」「食糧不足に陥っていない今でも環境負荷が少なくて地球に優しい」「さらに簡単にものすごい量増えるのもまた食糧不足に向けて理想的」的な打ち出し方をしていたのではなかったか。

さほど需要が多いとも思えないオンラインショップへの供給がたった1年で頓挫する状況でよくそんな打ち出し方ができたな、という気持ちそして「だよね!!」という気持ち。

当社にあってももう5年弱ほど冒頭の見た目アレな昆虫を研究しているがしかし、可食部あたりのコストが高い肉ほどにも安くならず、今後この事業が発展したとてかなり巨大な昆虫生産工場を作るレベルまで話が進まなければその次元まで至らない見込みが出ている。

販売サイドが自分で打ち出した意識の高さを維持できない現状で、その方向性の売り込みはもう無理なんじゃね。

結局のところ「『見た目が虫』というクソキモハードルを超えてなお『ああでも結構うまい』と思ってくれる人を地道に増やしていく」しか昆虫食普及の道はなく、「爬虫類のエサ用に育成ノウハウあるからコオロギでいっか!!」と人類の味覚を無視して始まったコオロギ食って品種の選定の段階からなんかちょっとおかしかったんじゃね?

ということです。

当社からの販売にあっては先週あたりからようやくウェブサイトを作り始めた程度の段階ですが、当社の虫は「見た目こそ間違いなくキモいがしかし食べてみると意外にちゃんとうまい」および高栄養価・安心安全の食品としてだいぶ普通なセールスポイントでのみ押し出していく所存ですので、もし機会がありましたらご利用いただければ幸いです。


氷見産

さておき、本日の居間居酒屋ハマヤマのおすすめは【氷見産 天然ぶり】。

寒ブリ界のトップオブトップ、時期的にもまさに今が旬、これ以上のブリを食べようと思ったらあとは個体差頼みとなる至高のブリ、をなんと他の産地のブリと同じお値段でご提供。

なぜなら市場がヒマすぎて安くても売れるところにとにかく出せ在庫残すなモードに入っているからだ。

おそらく今週末あたりから世間全般に新年会モードに入り魚の流通がよくなるため、氷見のブリがこの値段で当店に入荷することがなくなる、ゆえに食べるなら今。

ゆえにご来店の際にはぜひ。

よろしくお願いいたします!!


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開店 17:30
閉店 24:00
(ラストオーダー 23:00)
定休日 木曜

ご予約はこちら!!

【ご連絡事項】
・月・木は貸切専用営業日
定食メニュー強化しました

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本日の日替りメニュー



【冬季限定・鍋!!】

・湯豆腐 1,000(1,100)
・もつ鍋 1,400(1.540)
・鶏ちゃんこ鍋 1,600(1,740)
・豚キムチ鍋 1,800()1,980

・〆ゾースイセット 200
・〆うどんセット 200


【売切御免の限定地酒】

・獺祭 純米大吟醸45 山口 1,050(1,155)


※その他定番メニューも多数ございます




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