ということですが、皆様の職場におかれましてはバイト、集まっていらっしゃいますでしょうか。
昨年度末の送別会にて
「ちょっと良い感じに集まりそう」の内訳が
「元々はお客さんから開店準備バイトになった近所の奥様がその友達に開店準備バイトを紹介してくれ、無事開店準備バイトとなったその友達がさらにその娘とその友達に夜のバイトを紹介してくれた」
というお客さん伝いネットワークであり、さらに冒頭で呼びかけを行った高校生二人も片方は園児、もう片方は多分小学校の頃からこの店にちょくちょく来ている常連さんの子供達。
マジでおおよそ感謝しかないぜ、という気持ち。
お客さんやその子らによるアルバイトの専有率が非常に高い。
感謝以外の残った部分は(バイトに対してキレる時はかなり辛辣にキレるのも知ってるだろうに、それでも「ここでならバイトさせてもいい」と思う親心とは…?)という気持ちだ。
仮に友達の娘とその友達が定着した場合、当店バイトはその2名に加えて「ちょくちょくこのブログに記載のある留年バイトボーイ」、「長所も短所も特徴も欠点もあまりなく、普通な好青年ゆえにほぼ記載のないアルティメット普通バイトボーイ」の大学生4人、そして頻出する「自身の肝臓と店の繁盛を秤にかけて肝臓を選んだ元BARチェーン社長バイトガイ」、「売れそうで売れない状態が知る限りもう5,6年続いている俳優花戸」の中年2人、合わせて6人が揃うため、人数的にはまあまあ足りる可能性が高い。
がしかし、バイトに高校生がいると大学生らが「高校生にカッコ悪いとこみせらんないな」で頑張り、高校生が「やっぱ大学生ってすげーな」で頑張り、先々彼ら若者が社会に出るに向けての良い感じなシナジーが生まれる気がするので、来てくれるなら是非とも採用したい所存。
また中年2人はそれぞれ本業上の先の展開が見え始めており、彼らに頼らない体制も作りたいゆえ、広範なアルバイト募集も引き続き継続する所存。
「イージーな雇用側からチョロく稼ぎたい」スタンスの場合は絶対にチェーン店に行ったほうがいいものの、「もう大人に近づきつつあるんだから、そろそろ大人を見越したバイトをしよう」の要素が多少なりあるなら当店向き。
「なぜ職場の人間関係づくりが大切なのか?」などといったキッズが抱きがちな大人社会への疑問に対して
「あれはグルーミングだろ。猿がお互いのノミだかダニをとるやつあるだろ?あれって雑魚からボス猿にだけじゃなく、ボス猿が雑魚にもするのよ。」
「猿はそれでお互いがお互いを『自分達は仲間だ』って認識するわけじゃん。」
「お前がどれほど人間を高尚なものだと思ってるか知らんけど、人間なんて本能の部分で猿と大して変わんないんだから、人間関係作って本能レベルで『自分はあなたの味方です』『あの人は自分の味方だ』ってかんじで『同じ群れの仲間なこと』を共感しあうことでようやく意思がスムーズに伝わるようになる。」
「敵はもちろんとして、敵だか味方だかわからんやつに『あそこ行け!!』って言われてスッと行けないっしょお前。」
「先輩とか上司も同じで、敵だか味方だかわからんやつに優しくはなれんだろ、普通に考えて。『敵だったら』を考えれば気軽に接するのもどうかって感じになるじゃん。」
「本能レベルで『同じ群れである』という認識を作ることで業務がスムーズになる、だから職場の人間関係づくりは大事。」
「『本能なんて合理的じゃない』とか思ってるだろ?それはお前がクソガキでコミュ障な自分にしがみついていたいがための言い訳であって、マジでお前が合理的な奴なら本能の否定はしねえよ。」
「『真に合理的たれ』『人類よ』『本能を捨てよ』なんて神の次元の話であって、そこを根幹から変えたい奴が合理的であるわけないじゃん。」
「合理的なら変え難いルールは受け入れてその土台の上でどうにかしろよ。どうあってもそこが変えたいならお前がいるべき場所は飲み屋のバイトじゃなくてヤバめな宗教施設だわ。」
みたいな答えが私なら返せます。
子供から大人への途上にある若者と直に接し続ける職務上、「働くとは」「社会とは」的な疑問に対して私ほど向き合っている人類はさほどいないと自負しています。
ただ一方、辞める者はこの感じの流用で言い訳の退路を全て断たれて居た堪れなくなり辞めていくため、「理屈で言えばまあ確かにそうなるか…嫌すぎるけど仕方ねえ…」と思えるわりとレアな若者以外には不向きな職場と言えるだろう。
…素直に実情を示せばこんな感じだが、こんなんで来るのか、若者!!
まあでも続けてるやつはまずまず楽しそうに続けてると思う、そして説教を垂れられてる以外でなんか俺が理屈こねてる時は(またなんか言ってんな…)みたいな苦笑いで受け流してるぞ!!
まあまあ時給もいいし、忙しければ忙しいで手当も出るし、道理を問うてくる面倒な中年を受け入れられればいい職場だ!!
ご連絡、お待ちしてます!!
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