そんな昨日、キッチンで仕込みをしていたおり肘を蚊に食われ、隣で仕込みをしていた長老植田に
「マジ別に血は吸っても構わないけど痒みだけ残すのやめてほしいですわ!!」
と言ったのですが、その直後ふと
(痒みが出るのは蚊のせいではなくむしろ人間サイドの問題なのでは…?)
という疑問が湧きました。
事務所含め三カ所で蚊取り線香を焚き散らかす
あれは蚊が吻を刺した痛みを人間に気づかせないようにするための麻酔的なサムシングを注入し、その副作用としてのちのち痒みが出てくるもの、と思っていたのですがしかし、原始の人類は副作用としての痒みを感じることもなく無痛で血を吸われまくり、「こいつらの吸う血の量なんかたかがしれてるからどんだけ吸われても構わねえよなあ!!」とか言いながら日本脳炎などで死にまくっていたのではないか。
吻から注入されるサムシングにそもそも痒みを与える成分は入っていない、ということ。
が、ある日蚊に吸われた際にサムシングへのアレルギー反応で痒みを発症する人類が誕生。
するとその一族は蚊を「ちょっとだけ血を吸っていく基本無害な雑魚生物」ではなく「ちょっと血を吸うだけなのにとんでもない痒みを残していく糞虫」として捉えるようになり、発見次第即殺、さらに言えば室内に湧かないように部屋の中を燻しまくるくらいのことはするようになり、その一族から日本脳炎が激減して生存率が爆上がり。
さらに蚊取り菊を発見し利権を独占したことで大繁栄し大繁殖、痒みを感じないポンコツなロートルをあっという間に駆逐して類人猿の覇権を!!
握ったのである!!
それが!!
ホモサピエンス!!
そしてポンコツなロートルが!!
ネアンデルタールだ!!
ということなのではないか。
種として類人猿の覇権を取ったかはさておき、その遺伝子が全人類に浸透するほど一族が発展した、はマジであると思う。
ただここであるのは「だからなんだ」ということです。
どうせ進化するなら逆に蚊の方に毒を流し込んでブチ殺すくらいの進化はしてほしかった。
あるいは今この瞬間にも奥秩父の小さな産院でそのような機能を搭載した人類が生まれている可能性もあるがしかし、もうこのご時世「蚊に刺さると逆に蚊を殺し返す」特性が強いモテ要素になるとも思えず、またきちんと一夫一妻で繁殖していく仕組み上たまたまその他の形質で爆モテしたとてその人類の遺伝子が爆発的に広がるということもない。
遅すぎた…。
奥秩父のお前の生まれがあと200年も早くかつ大名家に誕生していれば話はだいぶ違っていた…。
でもどんまい奥秩父のお前、全人類にお前の特性が寄与することはなかったとて、それでも「蚊に食われても痒くない」はだいぶ日常生活の快適さに対してアドバンテージ大きいし海外旅行でうっかりマラリアに感染することもないってことだからな。
がっかりする必要はないぞ奥秩父。
として、そんな本日のおすすめは【千葉産 かつお】もしくは【長崎産 いさき】、なぜならどちらも旬だからです。
ゆえ、ご来店の際にはぜひ。
よろしくお願いいたします!!
0件のコメント