
ブレまくる新兵器
一般的飲食店的にはまだ全然普通のウロコ取りが主流なため、(貸してはくれたけどなんかそのへんのトーシロさんが遊びで使う程度のものだろ…?)と思っていましたがしかし、使ってみたらこれが非常にいい。
これまでのウロコ取りがウロコを縦に押し上げて向こう側へ倒す勢いを活かして剥がしていくスタイルだったのに対し、新兵器は尖ったゴムをウロコの下に入れてウロコの根本を進行方向へ押しやる力でウロコが剥がれていくため、ウロコが飛び散らないのが非常にいい。
お気づきの通りそれによって提供される魚の味が変わる、ということは多分ない、がしかしそれでも飛び散ったウロコを探してカウンターの上をライトで照らしてみたり、襟元から入ったウロコが左乳首の上あたりで固まって急に痛痒い、などの事態がこれを使えば避けられそう、それが非常にいい。
魚体の背や腹などの尖った部分や細かい隙間などは従来通りのものの方が小回りが聞いて綺麗にウロコが取れるので、今後は新兵器ウロコトルと従来のウロコ取りを併用していく所存です。
ありがとう「ウロコを取る」というニッチな業務用新器具を開発してくれた不思議な人、そしてありがとうなんか急にそれをくれた元社長バイトガイ。
今日の魚で言えば【長崎産 イサキ】そして【愛媛産 かんぱち】が新兵器でウロコが剥がれた魚類ですので、
「これが新兵器でウロコを剥がれた魚類か…」
などと思いつつも平素と変わらない味をご来店の際にはぜひ。
よろしくお願いいたします!!
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