(毎回フードの内容同じなのもアレだからちょっと変えるか…)
(真鯛のカブトがちょうどいい数余ってるから磯ツブじゃなくてタイのカブト煮にするかな…)
などと思いて日曜の営業中に長老植田に頼んで煮付け化。

いつでも見ているぞ
そして営業終了後、翌日の貸切の準備を始めたタイミングで「あ、違うわ全然足りねえじゃん」と気づき、無事我々のまかないとなったものを昨日食べたところこれがすごく!!
うまい!!
真鯛のカブト煮!!
マジうまい!!!
ということです。
この「真鯛のカブト煮のうまさに気づく」という内容のブログ、おそらくこの11年で3回目。
そもそものベースとして、私はカニやスイカなどの「食べるにあたって一手間かかるもの」は「食べる手間と旨さのバランスが取れてないからトータルに見るとたいしてうまくない」という見地に立っている人類であり、その「手間をかけるほどうまくない」ものの中に「小骨がダルい」として煮魚が含まれているため、私比うまさランキングにおける煮魚の位置がいちじるしく低い。
ゆえに何かのきっかけで当店の真鯛のカブト煮を食べては
(え、なにこれめちゃくちゃうまいじゃん…)
(この店のカブト煮っていうか煮魚ってこんなうまいのかよ…)
(そんで思ったほど小骨もなくて食いやすいじゃねえか)
(こんなうまいのに大して売れないってなんでだ、480円でこれはマジこれマジでアレやな…)
と、毎回思い直している。
とりわけ開店から3,4年目くらいにふと
(どうせ捨てるならこれもカブトと一緒に煮るか)
と入れ始めたハラスのパーツが肉の旨み、そして脂の甘みがしっかりしていてマジでうまい。
カマの裏の身もズルッと取れて脂が乗っていてうまいが、多分ハラスのパーツの方がふんわりと柔らかいぶんよりうまいと思う。
カブト煮においてよく言われる頬の肉はそれらに比べるとより筋肉質である分一段劣ると言えるのではなかろうか。
が、この比較も全体として(これめちゃくちゃうまいな…あーもう食べ終わっちゃうな…)という美味しいものの最上級たる『食べ終わるのが勿体無いくらいうまい』の中での序列であるため、食べられるところはどこを食べてもうまい。
つまり!!
真鯛のカブト煮マジうまい!!
それが本日!!
ラス1!!
日曜の段で5カブト余っており、うち4カブトを間違えて煮込み、3カブトを昨日まかないで食べ、美味しかったので今日の賄いでこれから1カブト食べる。
ゆえに!!
ラス1!!
「もう煮てあるやつまかないで食わなきゃラス2じゃねえか」と思われる方もいることだろう、しかしこのブログは読んでる人が80人いたらその日店に来ない人が79人いるくらい来店への訴求力が低いので、すでに煮てしまったものは悪くなる前に我々がおいしくいただく、ゆえにラス1!!
お早めに!!
ぜひ!!
お待ちしております!!
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