〜世界の食卓から〜
第四回
ふなずし

世界に散らばる様々な食品と通して文化を学ぶ、良い子の食育ブログ【世界の食卓から】。
今日は日本は滋賀県、琵琶湖畔の食卓文化“ふなずし”をお届けします。

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びわこ特産

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有楽町交通会館の滋賀県物産ショップで購入

(1)春に漁獲したニゴロブナの卵巣以外の内臓を取り除き、夏まで塩漬け
(2)夏になったら水で洗って塩抜きし、米と一緒に密閉、乳酸菌発酵
(3)晩秋には食べごろになるが、1~3年寝かせらるものもある

そしてお土産用に個包装されたものがこちらに。

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厳重に包装したうえで冷暗所保存

袋をあけた瞬間に香るブルーチーズのような匂い。
匂いと共に立ちこめる「これはかなり好き嫌いが分かれる食品に違いない」という予感。

それを最近の若者が食べた場合の反応がこちらになります。



さすがの乳酸菌発酵食品。
ブルーチーズ好きな方はかなりドンピシャで召し上がって頂けると思います。
ただ一般受けはしないだろう、ということでメニューには非掲載です。
お試しになられたい際は2切れ180円でご提供いたしますので、スタッフにお申し付けください。

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このサイズが二切れの少数精鋭でたぶん充分

ブラックバスやブルーギルの増加で原料のニゴロブナが激減し、存続から危ぶまれる滋賀の食文化。
早めのお試しをオススメ致します。

ではまた次回!!

カテゴリー: ひまつブログ

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