【09/11 menu blog】 自然治癒力の過信

イサキの背ビレを指から抜く手術を受けました。


「臓器移植なんかでよく拒絶反応という言葉を聞くから、人間の自然治癒力によって体内に侵入した異物は排除されるはず」という理論によって6月末から排除を待っていましたが、これだけレントゲンにくっきり映るということはどうもそういう力は働かないらしい。

取れたトゲの写真もありますが、それを見ても先端の細い部分でさえきちんと細く鋭いまま体内に保存されていた模様。

拒絶反応とはなんなのか。
地球に生命が誕生して以来、臓器を交換する生物なんて人類が現れるまで存在しなかったハズであり、トゲとか骨とかが刺さって体内に残り不便するケースは腐る程あったはずなのに、なんで臓器交換なんてありえないケースには対応して一般的な事故には対応していないのか、人体。


そんな本日のオススメは【大分産　活〆ひらめ】の昆布締めです。

もともとスッキリ癖の無い美味しさのあるひらめを昆布でサンドすることで、ひらめの水分と昆布の旨味をトレード、圧倒的な旨味を持つひらめの昆布締めの爆誕。

生前の昆布の旨味が海中に流れ出さないのは浸透圧の関係で海水と旨味が交換されないからです。

それは昆布の海水に対する拒絶反応。

海水が侵入したら昆布はそれを自然治癒力で外部に押し出していることでしょうが、それに比べて人間の体はトゲの一本も分解もしくは押し出せないとは…。


ということで、本日もご来店お待ちしています。

コロナの都合で1組4名様もしくは1家族以内までのご案内とさせていただいておりますので、その範囲内でぜひご来店ください！！