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本日のおすすめは【明石産　天然真鯛】を使った【天然真鯛の昆布締め】。


そもそも圧倒的な旨味を誇る明石の天然真鯛をさらに利尻の昆布で〆る、その旨味のレベルはもはやほぼ味の素と言っても過言ではないのではないだろうか。

長野は諏訪に住む弊社唯一の親族株主たる祖母は漬物に味の素をかける人だった。

「だった」にすると故人感が出てしまうもののバリバリに存命、先日齢90後半にして自宅を建て替えていました。

さておき、幼少時においては「この人が野沢菜にかけているこの粉はなんだ…？塩…？」と思っていましたが、成人前後あたりでようやく「これ味の素か」という気づきを迎え、「漬物に味の素かけるのか…」と驚いたものですがしかし、天然真鯛の昆布締めが味の素であるのならば祖母がおそらく今も野沢菜にかけ続けているあの白い粉は天然真鯛の昆布締めであると言えるだろう。

つまり祖母は野沢菜に天然真鯛の昆布締めをふりかけて食べている。

謎の食品と言わざるを得ない、やはり野沢菜は普通に野沢菜だけで食べた方がいいと私は思う。

ゆえ、ご来店の際には天然真鯛の昆布締めをぜひ。

よろしくお願いいたします。