鹿ちゃん


この1週間ほど信州産シカジビエを提供しているハマヤマ。

ずいぶん前に「ジビエで一山当てる」というブログを作成したため、当ブログを読み続けている方には「ああ、アレね」というモノであったかと思いますが、それ以外、大多数のお客さんにとって「え、いきなりジビエ?」というものであったことでしょう。


あの鹿肉は、店の目玉メニューにとジビエのウェブショップを見まくっていた私ことオーナー高井が

「ジビエ高過ぎ!!その辺の山の中走り回って育成費用ゼロな肉がキロ¥5,000〜ってイかれてんのか!!」

「有害鳥獣対策でジビエはじめました、でどんどんジビエ加工施設立ち上がってるけど、この価格帯じゃ大衆店は手が出ないから普及しないでしょ。結果モノが余って日本のジビエ自体が先細りじゃん」

「ということはお安く提供できる仕組みを作れば一山当てられる!!」

という考えを経て、2016年5月からジビエの事業化を研究してきた流れで買った鹿1頭を解体したものです。


現状、まだ事業研究として紆余曲折の途上にあるものの、「普通に考えてこうしたらいいじゃん!!」という考え方でジビエビジネスを研究した場合、こんな理由で行き止まる、というストックが各種溜まってきましたので、ここで公開していく所存です。

今後、日本国内の少子高齢化や気分的な忌避からの農林業離れが進み、荒れた里山から鹿やイノシシが続々出てきては収穫直前の農作物を食い荒らし、有害鳥獣による農林業への被害がさらに深刻化していくのは確定的な流れと個人的には思っており、それを避けるためにも「食える肉なら食っちまえ」で有害鳥獣を金に変えて、自治体・農林業関係者・ジビエビジネス主体・消費者の4方に得があるジビエビジネスの開発は非常に重要かつ急務。

そんなジビエビジネスに「面白そう」という軽いノリで乗り出す若者が現れた時に、私と同じ轍を踏んで「あ、これダメかー」と時間的なロスを重ねるのは農林業やジビエビジネストータルで考えて損ですので、なんかそんなビジネスをやりたがりな変態におかれましてはぜひ参考にしてください。


あと今日ももちろんジビエメニューがありますので、ご来店の際にはぜひ!!


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