【12/04 menu blog】 ブリ虫のいないブリ最高 【アルバイト募集中】

今日のおすすめは【佐渡産　天然ぶり】。


春夏秋のエースことカツオがついにあまり見受けられなくなった今日この頃、継投する形でもうしばらくはずっとおすすめの魚類です。

時期的な理由もさることながら、今年はブリの仕上がりが全体的に非常に良いのもおすすめポイント。

例年であれば北海道産や佐渡産などは「美味しいけどやっぱり富山のものに比べると身の目が粗い…？気がする…？」という雰囲気を持っているものが、今年については北海道産のものも佐渡産のものもキメが細かく舌触りが良くなっています。


何より最高なのは寄生虫基準で見てクソデカく、天然ぶりにはほぼ入っているでお馴染みの「ブリ虫」と呼ばれる寄生虫があまり見受けられないのが最高。

ブリ虫は長さが長いと30cmくらい、太さがスマホの充電ケーブルくらいあるので、むしろデカすぎて見るからに人類には無害。

そして実際ブリが最終宿主なので人類への健康被害的な意味で言えば別に寄生していたところで問題なく、加えて養殖のブリは虫下しを飲みまくっているので寄生されないことからかつては「天然であることの証」として陳列されるブリの横に一緒に並べられていた、ということですが、それらの好判断材料と「気持ち悪い」という気持ちは別。

場合によっては皮と身の間にびっしり渦巻いて潜んでいることもありものすごく気持ち悪く、数が多いと絶望的にテンションが下がる、そんな生物が今年はあまり見られない。


通常あるべきものがそこにない、ということは自然界において何がしかの変化が起こっているということですので、この変化が長い目で見て良い変化なのかどうかはわかりませんが、そういった大きな話はさておきキモい虫がいない、ということも含みで今年の天然ブリはおすすめですので、ご来店の際にはぜひ。

よろしくお願いいたします。