【TODAY’S MENU BLOG】 サワラっぽい魚(銀ヒラス) 【月曜は地酒３種半額】

今日のオススメは日替わり焼き魚から【サワラっぽい魚(銀ヒラス)西京焼き】です。

正式名称はシルバーワレフー。

市場において書かれていた名前はシルバー。

標準和名は銀ヒラス。

似ている魚はサワラ。

その圧倒的な低知名度から「やーマジ『サワラ西京焼き』って言っちゃった方がいいですよ、シルバーとか銀ヒラスじゃ売れないでしょ」と雑な感じでオススメされたものの、それはなにか法的にアウトっぽい気がするので、わかりやすさと法律の折衷案が【サワラっぽい魚(銀ヒラス)西京焼き】です。

その理屈でいうならば市場にある時点で『サワラ西京焼き』にしておいた方がいいはずなところ、そうしていないのはやはり法的にアウトだからであろう。



魚類発見者は多分学術関係者なのでしょうがない、とはいえ最終的に水産資源として扱うことを考えて標準和名付けてくれよ！！ということです。

かつてその辺のルールがゆるゆるだったことに「銀むつ」として扱われていた「メロ」など、最初から「銀むつ」という名前を付けてくれていればなんかそういうあざむく感じの手法を使わなくても売れたのです。

あるいは一旦「銀むつ」として消費者をあざむくことなく、当初から食味がムツに似ている魚として、もっと馴染みやすげな名前で勝負していればこんなややっこしいことにならなかった。

メロはメロになっても食味が評価され、市場での価格はドンドン上がっているけれど、かつて嘘ネームでやっていたという前歴から高いことへのご理解が得られないだろうと思って仕入れられない。


よりにもよってなぜ「メロ」という代替魚感高めな名前にしてしまったのか。

最近ではまぐろの代替として話題になってきている「スマ」も同じです。

最初からもっとなじみ深げな響きに寄せて命名していれば、「本まぐろの代替魚」ではなく、新たな美味しい魚ナントカとしてデビューできていただろう。

「スマ」「メロ」から溢れ出す偽ガンプラ感よ！！


そのような訳で、今日のオススメは【サワラっぽい魚(銀ヒラス)西京焼き】です。

読み返して見たら「銀ヒラス」は「メロ」「スマ」よりグッと馴染み深い。

もしかしたら【銀ヒラス西京焼き】でもなんとなく売れるのではないか。

でもまあわかりづらいので、【サワラっぽい魚(銀ヒラス)西京焼き】でお願いします。


月曜なので久保田千寿・八海山・男山が各３００円です！！